コミュニケーションのバリアフリーを!


脳卒中や事故による脳損傷の後遺症で言語障害が起きると、それまで簡単に行われていた周囲の人とのコミュニケーションに問題が生じます。その結果、今までの生活が一変してしまう程の困難に見舞われることも少なくありません。

 

言葉の障害は、外からは見えにくい上に、当事者が自ら問題を訴えることが難しく、一般社会に正しく理解されていません。

 

また適切な情報を得ることや自分の思いをうまく伝えることができないために、社会参加の場が制限され、無視されたり、誤解されたりすることもあります。

 

さらに、会話をする機会も減り、孤独になりがちです。

 

中でも失語症は、話すことだけでなく、書くことや、聞くこと、読んで理解することなども、むずかしくなります。

 

車椅子を利用する人にとってスロープがあると、活動の場が広がるのと同じように、コミュニケーションに障害を持つ人にもコミュニケーションのスロープとなる人や物が必要なのです。

 

私たちをとりまくさまざまな生活や社会参加の場において、障害をよく理解した上での支援が望まれます。